会社には役職のない、いわゆる平社員と
課長、部長など役職のある役職者がいますよね。
両者の違いってなんだと思いますか?
給料?決定権?年齢?
私は考え方ではないかと思うんですよ。
平社員と役職者の違いはどこまで考えるか
平社員は自分ひとりのことを考える。
役職者は自分+職場全体のことを考える。
ようは、どの範囲まで考える必要があるのかってことです。
それがそれぞれの立場で異なる。
平社員は自分の立場だけ心配してればそれでOKなんです。
なぜならたいした給料も貰ってないはずだし、責任も大きくないし、権限もほとんどないからです。
自分にとってプラスになるかどうかを基準に仕事をしていればいい。
人間関係でも、出世に関しても自分にメリットがあるかどうかで動いてOK。
その程度の立場なんです。
低い位置にいるからどう動いても全体に大きな影響はないんですね。
だから自分の心配だけしてれば十分なんです。
じゃあ、役職者は?
責任も権限も平社員より大きいですよね。
なにかあれば責任をとるのは上の人。最終的には社長です。
権限についても、上が決定したことに全体が従うことになるのでとても大きいと言えます。
なので、役職者は自分ひとりのメリットのために動いてはダメなんですよ。
役職者が決断する基準は
自分と職場全体、両方にとってプラスになるか?
もしくは
自分にはプラスにもマイナスにもならないけど、職場全体にとってプラスになるか?
この2つです。
自分にはマイナスになるけど、職場全体にとってはプラスになる。
こういうこともありますよね。
でもこれはやっちゃダメです。
自己犠牲は続かないし、無理に続けるといずれ周りを恨むようになってしまい、組織にとっても自分にとってもマイナスです。
役職者も全体の一部ですからね。
と、こんな話をしても実際は自分のことしか考えてない役職者が多いかもしれません。
まぁ、したいんならしててもいいんですよ。
くだらないプライドで張り合ったり、足の引っ張り合いしたり。
それやることが心の底から幸せなら続けたらいい。
でも、考えてみてくださいよ。
あなたが役職者だったとして、
ライバルより一歩リードしたとして、で?なんなんですか?それ。
優越感に浸るんですか?
そんなことしてたってさ、会社自体がぽしゃったら全部おしまいですよ。
社内の誰々より自分はできる!とか喜んでても
会社が潰れたらなんにもなんないでしょ。
だからね、
役職者になったら全体を観るんですよ。
組織を継続していくためには何すればいいか?
そこを考えていくんです。
社長に従ってれば大丈夫だなんて嘘ですからね。